筋の治療をサイエンスにする

 名人やゴッドハンドといわれる先生は、何十年もかけて成功・失敗体験を積み上げてきました。しかし、その先生がいなくなったら、その治療が再現できないのは非常にもったいないことです。そこで、我々は、積み上げてきた治療経験を、次の世代に伝承するために、経験医学的な部分を、なるべく科学的に解釈するよう努力しています。

 先代が10年かかったものを、次世代は5年で同じレベルまで到達できるようにするためです。そのためには、解剖学や生理学などの、共通の言語が必須となります。

筋痛に対する    機械刺激治療


異常な筋に対して機械刺激を与えることで、正常な状態へと変化させることを目的とします

体表解剖学


筋・骨・神経などを3次元的に理解することで、治療対象である異常な筋を、的確に探すことが可能になります。

生理学


異常な触診感の筋が、生理学的にどのような状態であるのかを理解することで、治療方針を決めることができます。